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SSC(オランダのホメオパシージャーナル)でのFrans Kusseによる本の論評
「1992年11月に初めてジャン・ショートンのアイデアに出会ったとき、提供された途 方もない可能性に私は驚愕した。」
数ヶ月たった今、これらの‘新しい’レメディーを試してみて、ホメオパシーの考え方における抜本的な改革であると私は言うことができる。ジャンのメソッドは本当と は思えないほど見事なまでに本書に示されている。しかし、本当なのだ!彼のメソッ ドを手短かに説明することは難しいが、1992年2月にあった彼の学会での例をあげて やってみようと思う。
30歳の女性が、日光へのアレルギー、右側の前頭部の痛み、右側の坐骨神経痛、腸の問題、月経前の胸部の腫れと痛みと疲労、といったさまざまな不調を訴えてやって来た。
精神:賛辞、注目を必要としている。「夫が私の仕事について何も言わず、それについて私は注目をして欲しいとは言えずにいらいらしていました。母親にはかまってもらえずに、私はひとりでなんとかやっていかなくてはなりませんでした。私は‘大きな少女’だったのです。」
この‘注目’のテーマはmuriaticumに、そして‘臆病さ’と‘不安感’はcalciumに見てとれる。このレメディーはCalcium-murtiaticum(‘注目を欲する、しかし思い切ってそれを言うことができない)である。彼女はこのレメディーで治癒をした。
異なるミネラル(calcium, natrium, phosphor, sulphur, barium等)と金属を分析 することで、ジャンはすべての元素の本質的な概要を発展させていった。実践でこれらの概要をたくさん組み合わせることが可能なので、患者に適合したレメディーを見つけることができる。
周期表にあるすべての元素の本質的な概要を理解したならば、それがどんな意味を持つか想像してみて欲しい。おそらくそれは、ある分野(ミネラル、植物、動物)においてすべてのレメディーを見つけることができる、とケントが言ったときの彼の気持ちである。独自のやり方で周期表を学んだArij Vrijlandtがした彼の研究は独自の立場を得ている。
本書は私たちにスタートするきっかけを与えてくれている。実践をしている私たちホメオパスは、情報を実証し拡大する任務がある。それは無限で素晴らしい挑戦である。
著者 | ジャン・ショートン |
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訳者 | 由井 寅子 |
ページ数 | 400ページ |
出版社 | ホメオパシー出版 |
発売日 | 2005 年 6 月 |
判型 | A5 |
ISBN | 9784946572555 |